上質な天然繊維のカーテンを、日本の窓装飾の中心にしたいと、natsusobikuは考えています。
化学繊維は便利で機能的。様々な異なる素材の特徴を生かした混紡糸も、きらびやかな意匠糸も、人の手でつくり出すことができます。
一方、植物由来のリネン(麻)のカーテンは、パッと目を引くような派手さはありません。決して効率的とはいえない、古くからある技術を繋いでようやく生み出すことのできる、素朴な布です。けれども、自然から切り取ったような凛とした強さと美しさが、そこにあります。
シンプルだからこそ感じる、生命の息吹を感じるリネン(麻)のカーテン。季節や天候によって姿を変え続け、毎日そこにあっても飽きることがありません。
カーテンは洋服のように直接肌に触れ続けるものではないけれど、小さな子供が触れたときにはふんわり優しく包み込む。化学繊維では得られない、やさしい光・風・空気を感じてもらえることでしょう。
特別な場所のためでなく。特別な日のためでもなく。
ふだんの暮らしのパートナーに、リネン(麻)のカーテンを選んでもらいたい。そんな想いで、今日もnatsusobikuはものづくりを続けています。
白く清潔感のあるホワイトリネン。
窓辺から差し込む太陽の光をやわらげ美しく室内に拡散し、カーテンを閉めても明るい部屋を保ちます。
植物由来の不均一な繊維が織り成す白い麻布の表情は、清々しく晴れた空のように爽やかな気持ちにさせてくれます。
明るい光を室内に取り込みながらプライバシーを守るホワイトリネンは、すっきりと一枚で窓辺に吊るすにも最適です。
リネンの原料そのままの亜麻色は、化学繊維にはない自然なぬくもりがあります。
光を透した時に現れる節がミックス間のある姿を映し、日々の移ろいのなかで表情を変えて楽しませてくれます。
リビングやベッドルームなど、どんな部屋も心安らぐ穏やかな空間に変える亜麻色リネン。現代の日本の住宅にも最も似合う、普遍的な美しさがそこにあります。
広い面積を占めるカーテンは、室内の調度を邪魔しないようグレートーンの色合いに。天然繊維がつくり出す独特な表情は、無彩色の布も特徴ある姿に映します。
素材が持つ優しい風合いと、くすみのある色彩が調和して、過不足のない上質なインテリアを体感できます。内装や家具を引き立てるグレイッシュなリネンは、永く私たちの暮らしに寄り添ってくれる存在です。
無地でも美しいリネンですが、変化を入れても素敵です。
素朴な亜麻色に縦柄を入れ、スタイリッシュさを増したリネン。
アクセントの効いたカラーも、リネンの繊維だと不思議と空間に馴染みます。
麻の素朴な表情に変化を加え、自分らしさを演出してみてはいかがでしょうか。
小さな窓には、特徴的な柄を施したリネンも素敵です。
自然にインスパイアされた刺繍柄の可憐な姿は、やわらかなリネン生地の魅力を引き立てます。
ちょっとした空間にお気に入りの一枚を添えることで、日常のなかに心躍る瞬間が増えてくれることでしょう。
当ページに掲載されている生地以外にも、たくさんの色柄がございます。詳しくはオーダーカーテンの商品一覧ページをご覧ください。