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リキュウ Rikyu

リネンウールの厚手綾織りカーテン

エシカルな双糸ヘンプ素材の厚手カーテン 施工実例1

生地の質感

リネンウール生地の質感リキュウ

風合い豊かな、立体感のあるリネンウール

リネンとウールの撚糸を使った、立体感と特徴的なしわを持つ生地です。リネンとウールの素材がもつ縮率差を利用して、からっ風を使った天日干しをすることにより、独特な風情のある”しわ”が生まれます。ウール特有の毛羽立ちと相まって、ワッシャー感と素朴なあたたかさを演出してくれます。また、綾織りという、織り目が斜めに表れる方法で、リネンに羊毛をブレンドした、ほのかな毛羽立ちと太さのある糸を使って、丁寧に織っています。同じ綾織りの生地に「アヤ」という光沢感のある上品な印象の生地がありますが、同じ織り方でも「リキュウ」にどこか素朴な印象を受けるのは、糸の太さや配合、仕上げの方法を変えているから。ラフで素材感があるのに、しっかりと作り込まれた、味のあるリネン生地です。

リネンウール生地の質感リキュウ

古き良き情緒を感じる、手染めの伝統色

独特なムラのある色は、手作業による染めと昔ながらの天日干しによって生まれます。効率化があたり前の今もなお、遠州産地の独自の技術を持つ職人が、丁寧にひとつひとつ染め、昔ながらの仕上げの工程を行っているため、その時の布の状態や天気などの環境によって、絶妙に色の表情が異なります。私たちの生活や文化のなかに深く息づく、繊細で微妙な、くすみがかった渋みのある和の色彩。その落ち着きのある微妙なカラーには、大量生産では絶対に出せない美しさがあります。

リネンウール生地の質感リキュウ

移ろう色と質感に、閑寂な風流を楽しんで

自然素材とナチュラルな工程のみでつくられるこの生地は、時間の経過とともに色彩や質感が多様に変化します。その趣きのある風合いの変化には、日本人の持つ美意識を感じます。時間と共に変化していく素材に美しさを見出す日本の“わび”の心を大切にしてほしい、そんな思いが込められたこの生地は、シンプルな空間に奥ゆかしさと、ほのかな彩りを添えてくれます。和室や落ち着きを得たいプライベートルームのカーテンとして、季節の移ろいを楽しんでみてはいかがでしょうか。

リネンウール生地の質感リキュウ

生地の透け感

透け感ランク

厚手の生地で、夜間でも視線はしっかりと遮ります。不均一な太さの撚糸でつくられた織り目から光を透すため、空間はそれほど暗くなりません。昼間に透かした時には天然繊維ならではテクスチャーが一段ときれいに浮かび上がります。色が濃いほど光を透しにくく、落ち着きの欲しいリビングルームや寝室に安らぎを与えてくれます。

 

生地の色み

リネンウール生地リキュウ色見本

歴史を感じる和の色彩

日本の繊細な色彩感覚を感じられる全4色。暖色系の「01鳥の子」「02榛(はしばみ)」は、明るく温もりのある空間に適しています。「03煤竹(すすたけ)」「04藍媚茶(あいこびちゃ)」は、江戸時代の大衆に人気の流行色。寝室や和室、書斎など落ち着いた空間に馴染み、主張しすぎないのでインテリアの邪魔もしません。

リネンウール生地リキュウ色見本

 

リネンとフラックスとは

ヨーロッパの伝統的な高級繊維

  • リネンの原料はフラックスという植物です。
  • フランス、ベルギー、オランダなどヨーロッパを中心に寒冷の土地で生育します。
  • 草丈は80cm 位の一年生の亜麻科の草木であり、淡紫色の五弁の可憐な花が咲く植物です。
  • 麻は表面がザラザラ・チクチクとした肌への刺激を想像されますが、リネンはソフトでしなやか。ラミーに比べて毛羽立ちが少ないのが特徴です。

▶︎詳しくは<素材について>

リネンとフラックスとは

身近でサスティナブルな毛織物

  • 羊から取れる毛織物がウールです。なかでもスコットランドの北方、シェットランド・シープから作られた毛糸は、冬の寒さが厳しい過酷な環境で育つので、毛質は弾力性、耐久性に優れています。 英国羊毛は一般的に硬い毛質ですが、シェットランドウールは柔らかく、光沢があるのが特徴です。 また、羊の中でも体が小さく、産毛量が少ない貴重な原料です。
  • 保温性が高くあたたかみのある、秋冬に欠かせないウールは、環境にも優しいサスティナブルな繊維です。
  

製造と縫製 Made in JAPAN

日本で織られた生地

  • 麻織物産地として歴史の古い滋賀、ものづくりが盛んで高度な技術が残る静岡など、すべての生地は日本でつくられています。
  • natsusobikuの扱う麻はとても繊細な繊維のため、布を織ることは簡単ではありません。繊細な麻糸を綺麗に織り上げる高度な技術と、多湿な気候などの環境が整う、限られた産地で製造されています。

日本で縫製した製品

  • 国内の産地で織られた生地は、主に栃木県那須塩原の加工所にてカーテンへと縫製されます。
  • やわらかく繊細で、ゆがみなどが起こるため、高い技術と経験が必要とされる天然繊維のリネンの縫製。長い経験とインテリア縫製に特化した設備が整う専用工場で、職人たちがひとつひとつ丁寧に仕立てています。

How to order

オンラインショップからの購入

ご注文サイズや仕様が明確な方はオンラインショップから、そのままご注文いただけます。1・2窓程度のご購入や、カーテンのオーダー経験のある方はこちらをご利用ください。

オーダー手順を確認する

スタイルをご選択

まずはカーテンの上部スタイルをご選択ください。

  • フラットスタイル

  • ワンプリーツ

  • 1.5倍プリーツ

  • 2.0倍プリーツ

  • プレーンシェード


スタイルの特徴について

フラットスタイル
まるで1枚の布をかけているかのような自然体のカーテン。生地の使用量が少ない最もシンプルなタペストリー状のスタイルです。天然素材の持つ魅力的な風合いを最もシンプルに引き出すスタイルです。
ワンプリーツ
一つ山をつまみ、ヒダのボリューム感を抑えたカーテン。見た目はフラットスタイルに近い印象ですが、ヒダをとることで生地が前面に押し出されるのを防ぎます。マンションなどに多いカーテンボックスではこのスタイルがお勧めです。
1.5倍プリーツ
市販のカーテンによく見られるベーシックなカーテン。上部に二つ山のヒダをとるスタイルです。どんな窓にも合うスタンダードなカーテン仕様となります。
2.0倍プリーツ
オーダーカーテンの仕様として広く普及しているボリュームのあるカーテンです。仕上がりサイズに対して約2倍の生地を使用し、上部に三つ山のヒダをとるスタイルです。ドレープ性が高い美しいウェーブとなるのが特徴です。
プレーンシェード
生地を上下に開閉するスタイルカーテンです。生地が窓の上部に集まるため、縦型のスリット窓や小窓などすっきりと見せたい窓に適しています。

見積もりやプランニング希望の方へ

詳しいご相談をしたうえでご購入の場合や、新築・リフォームなどで複数のカーテンをご検討の場合におすすめです。

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生地やサイズなどを相談しながら、見積もりを取りたい方は、こちらからご相談ください。

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