ホノカ Honoka
立体感のある織りの麻レースカーテン
伝統的な麻織物の産地で生まれた、広幅の麻シィアー
古くから麻の織物産地である、滋賀県の湖東地域。織り・染め・仕上げの工程をこの伝統的な産地内で協力してつくり出した、麻のレースカーテン。ホノカは、立体感のある梨地織り風の組織で織り上げることによって、透け感と丈夫さを両立させています。広幅の生地のため、カーテンを縫う際に幅の大きな窓でも継ぎ目が少なく、すっきりとした仕上げとなります。シンプルでありながら、今まで無かった特徴が詰められたバランスの良い薄手生地です。
2種の麻糸が織り成す、立体的な質感
縦方向に走るリネンの白糸と、横方向に走るラミーの色糸。2種類の麻糸を複雑に絡め合うことで、薄地で透け感がありながら適度に視線から守り、しっかりした手持ち感と丈夫さを実現しました。素朴な風合いのリネン糸と、ほんのりと光沢のあるラミー糸とが合わさって、ナチュラルさの中に上品な佇まいを感じます。天然繊維らしい繊細な佇まいとプライバシー効果を合わせ持つ、上質な麻のシィアーは、使いどころを選ばずお部屋に取り入れやすい万能な薄地カーテンとなります。
窓辺を彩る、穏やかな色合いの先染め糸
やさしい白色のリネン糸と、ラミーの先染め糸を絡め合わせることによって、味わい深い絶妙な色彩をつくり出しました。どこか懐かしい情景が思い浮かぶほのかな色彩は、いまの日本の住宅インテリアに似合い、日々の暮らしに馴染みます。この淡く特徴的な色彩を生み出すため、繰り返し何度も色ビーカーを取り時間をかけて開発されました。産地とnatsusobikuの想いが込められた、先染め糸が織り成す薄地のカーテンで、外に広がる風景と室内との、ゆるやかな繋がりを体感してください。
薄く透明感のある生地ですが、立体感のある織り組織がプライバシー効果を高め、昼間は外からのプライバシーをしっかりと守ってくれます。外の風景を眺めながらも、適度に視線を防いでくれる使いやすい透け感で、様々な環境で選びやすいバランスの取れたレースカーテンです。
和の雰囲気を感じる、淡く涼やかな色
しろは日の光を室内に拡散させ、明るい空間をつくってくれます。その他のカラーは緯糸のみに染め糸を使用しているため、ほんのりと穏やかな色彩を楽しめます。ミックス感のある、どこか懐かしい和の雰囲気のカラーは、今の日本の住宅にすっきりと馴染みます。開放感のあるリビングや、プライバシー効果を求める居室、畳などの和の空間など。場所を選ばずお使いいただけます。
ヨーロッパの伝統的な高級繊維
- リネンの原料はフラックスという植物です。
- フランス、ベルギー、オランダなどヨーロッパを中心に寒冷の土地で生育します。
- 草丈は80cm 位の一年生の亜麻科の草木であり、淡紫色の五弁の可憐な花が咲く植物です。
- 麻は表面がザラザラ・チクチクとした肌への刺激を想像されますが、リネンはソフトでしなやか。ラミーに比べて毛羽立ちが少ないのが特徴です。
アジアで使われる最も強い天然繊維
- 原草となる苧麻(ちょま)は多年生の植物で高温多湿を好み、主な産地は中国・ フィリピン・ブラジルとなっています。また 通気性と発散性にも優れ、熱伝導率が大きいため高温多湿な環境には最適な素材と言えます。
- 天然植物繊維の中で最も強く、水に濡れるとさらに強さが増大します。ハリ・シャリ感・絹のような光沢があります。
▶︎詳しくは「素材について」
日本で織られた生地
- 麻織物産地として歴史の古い滋賀、ものづくりが盛んで高度な技術が残る静岡など、すべての生地は日本でつくられています。
- natsusobikuの扱う麻はとても繊細な繊維のため、布を織ることは簡単ではありません。繊細な麻糸を綺麗に織り上げる高度な技術と、多湿な気候などの環境が整う、限られた産地で製造されています。
日本で縫製した製品
- 国内の産地で織られた生地は、主に栃木県那須塩原の加工所にてカーテンへと縫製されます。
- やわらかく繊細で、ゆがみなどが起こるため、高い技術と経験が必要とされる天然繊維のリネンの縫製。長い経験とインテリア縫製に特化した設備が整う専用工場で、職人たちがひとつひとつ丁寧に仕立てています。
How to order
オンラインショップからの購入
ご注文サイズや仕様が明確な方はオンラインショップから、そのままご注文いただけます。1・2窓程度のご購入や、カーテンのオーダー経験のある方はこちらをご利用ください。
まずはカーテンの上部スタイルをご選択ください。
スタイルの特徴について
見積もりやプランニング希望の方へ
詳しいご相談をしたうえでご購入の場合や、新築・リフォームなどで複数のカーテンをご検討の場合におすすめです。