ユラギ Yuragi
先染めリネン糸のガーゼ調レースカーテン
風にゆらぐ、軽やかなガーゼ調リネン
程よい太さの40番手のリネン糸を使用し、あまく緩やかに織り上げた、ガーゼ調の薄手生地です。繊細なリネン糸で薄手の生地を織るにはとても技術が必要ですが、糸の太さと柔らかさのバランスを何度も何度も調整して、絶妙な仕上がりを実現しました。リネン糸をざっくりと織ることで、天然繊維ならではの不均一さと素材感が際立ち、なんとも表情のある仕上がり。軽くやわらかな風合いで、風にゆらぐ姿はとても自然な曲線が生まれます。素朴な生地がゆるやかに窓辺を漂う姿は、あたたかみを感じ、やさしい風を室内に運んでくれます。
心地よい光と豊かさを室内に運ぶ
レースカーテンとして最適な、風通しの良いシングルガーゼのこの生地は、採光性も非常に高くお部屋を明るく彩ります。光を浴びるとあまい織り目が美しく浮かび上がり、天然繊維のリネンらしい雰囲気で穏やかな光を運んでくれます。強い日の光もやさしく穏やかなフィルターをかけて室内に拡散し、化学繊維では得られない、とても自然で効果的な採光性を体感できます。
先染め糸がつくり出す、淡くやさしい色彩
糸の段階で色付けをした「先染め糸」は、生地を織り上げた後で染める一般的な方法とは違った、緻密で個性を生かした色の表現が可能です。タテ方向に走る糸は白、ヨコ方向のみに先染め糸を使うことにより、味わい深い微妙なカラーをつくり出しています。糸の色出しは、現代の住宅インテリアと、窓から見える日本の風景に馴染む色を目指して、何度も繰り返し行いました。 レースカーテンというと白色を選ぶことが多いですが、この「ユラギ」の優しくほのかな色合いは、どんなお部屋の窓辺に吊るしても違和感なく馴染みます。リネンの先染め糸が織り成すカーテンで、外に広がる風景と室内との、ゆるやかな繋がりを体感してください。
目の粗い織り方の生地ですが、リネン糸は並みの太さを使って織り上げているため、昼間の窓ガラス越しに見ると、外からはそれほど透けて見えません。夜間は室内が見えてきますので、厚手のカーテンとの併用をおすすめいたします。リビングはもちろん、主張しすぎない淡いカラーの生地は子供部屋などにも良く似合います。
先染め糸の特徴を生かした、淡く繊細な色合い
どのカラーも縦方向の糸は白、横方向には色糸を使用しています。「淡白」は、淡くほのかなアイボリー色に染色した先染め糸をヨコ糸に使用しているため、穏やかなナチュラル色の白色です。「生成」は原料そのままの自然なベージュ色、その他のカラーもやさしい色合いのヨコ糸で、和室・子供部屋など家の中の様々なお部屋にトータルコーディネートできます。
ヨーロッパの伝統的な高級繊維
- リネンの原料はフラックスという植物です。
- フランス、ベルギー、オランダなどヨーロッパを中心に寒冷の土地で生育します。
- 草丈は80cm 位の一年生の亜麻科の草木であり、淡紫色の五弁の可憐な花が咲く植物です。
- 麻は表面がザラザラ・チクチクとした肌への刺激を想像されますが、リネンはソフトでしなやか。ラミーに比べて毛羽立ちが少ないのが特徴です。
▶︎詳しくは「素材について」
日本で織られた生地
- 麻織物産地として歴史の古い滋賀、ものづくりが盛んで高度な技術が残る静岡など、すべての生地は日本でつくられています。
- natsusobikuの扱う麻はとても繊細な繊維のため、布を織ることは簡単ではありません。繊細な麻糸を綺麗に織り上げる高度な技術と、多湿な気候などの環境が整う、限られた産地で製造されています。
日本で縫製した製品
- 国内の産地で織られた生地は、主に栃木県那須塩原の加工所にてカーテンへと縫製されます。
- やわらかく繊細で、ゆがみなどが起こるため、高い技術と経験が必要とされる天然繊維のリネンの縫製。長い経験とインテリア縫製に特化した設備が整う専用工場で、職人たちがひとつひとつ丁寧に仕立てています。
How to order
オンラインショップからの購入
ご注文サイズや仕様が明確な方はオンラインショップから、そのままご注文いただけます。1・2窓程度のご購入や、カーテンのオーダー経験のある方はこちらをご利用ください。
まずはカーテンの上部スタイルをご選択ください。
スタイルの特徴について
見積もりやプランニング希望の方へ
詳しいご相談をしたうえでご購入の場合や、新築・リフォームなどで複数のカーテンをご検討の場合におすすめです。