東京都内のマンションのリノベーション、変形の大きな掃出し窓にリネンカーテン。大開口のリビング窓には換気で窓を開けた際にやさしく生地がなびく感じや、生地を透して差し込む光を感じたいというご要望でした。窓の前面は別のマンション外廊下が接しているため、レースカーテンは常に閉めた状態で生活されるとのことで、視界は透けてみえるけれど室内の活動など、くつろいでいる姿を外からは見えにくい素材を…という希望があり、素材探しから入りました。

お選びいただいたのはダブルガーゼのリネンカーテン【サシャ01】フラットスタイルです。素朴な生成糸と白糸の織り成すやわらかなドレープ感が魅力の中厚カーテンです。窓側のカーテンには、特別にご用意した同じダブルガーゼ地の白色生地を合わせました。【サシャ01】と同じ質感ですが、白色であるがために採光性が優れていて、光を通した際の印象がお施主様のご希望に沿うかたちとなりました。

タッセルには【ヴェッキオ01】を合わせました。白色の麻ひもロープタッセルがアクセントとなり窓辺の印象を一段と引き締めてくれています。リビングダイニングの生活の中心となる空間に、それだけで室内の印象を左右する大きな面積の窓。設置後の雰囲気が満足いくものでほっとしております。カーテン以外の調度品も素晴らしく、統一感のあるお部屋となりました。