リネン糸をぎゅっと詰めて織り上げた、高密度の生地

並の太さのリネン糸を縦に2本、緯に1本を引き揃えてぎゅっと詰めて織った、密度のある生地です。 同じ太さの糸を使用し、作り方も同じ平織りの「パトリ」と比べても、その密度の高さは一目瞭然。 「アメツチ」の密度のある織り目はポコポコとした見た目で、他の生地と比べても断然、肉厚な印象を受けます。 重みもずっしりと、とても満足のある手持ち感。その仕上がりは、まさにnatsusobikuでNo.１のクオリティーの高さで、 糸の密度とともにリネンの魅力も余すことなく詰まっています。

厚みとやわらかさを兼ね備えた、アンティークのような風合い

密度が高く肉厚な生地ですが、やさしく叩きほぐす仕上げ加工によって、やわらかさを実現しました。 生地の重みと柔らかさが合わさることによって生まれる、クタっとした美しい生地の落ち感。上質さを感じるしっとりとした手馴染みのリネンカーテンは、思わず触れて開け閉めしたくなってしまいます。まるでアンティークリネンのような味のある風合いで、窓辺に佇む姿に懐かしさと愛着が湧いてきます。

北欧家具にも馴染む、和の色彩

「アメツチ」は、豊富なカラーバリエーションも持っています。こだわりのアースカラー９色。日本の四季折々の情景に馴染む優しい色合いです。 日本の住宅に似合うと同時に、人気の北欧スタイルにも合う色を目指して、色出しをしました。 フリッツハンセンのYチェアやルイスポールセンといった、時代を超えて愛されるシンプルで普遍的な、北欧の暮らしの道具たち。 そんな自然素材を用いた北欧のデザイン思考は、日本の美意識にも共通するところが多く、どこか懐かしさすら感じます。 「アメツチ」のカラーは、北欧のデザイナーズ家具を扱うインテリアショップさまと一緒に厳選し、生みだされました。 流行に追われることないシンプルで穏やかな、natsusobikuならではの和の色を表現しています。

織り密度があるため、夜間もしっかりとプライバシーを守ります。化学繊維のような遮光性能はありませんが、生地全体からほんのりと光を入れつつ、お部屋を程よい暗さにします。色が黒に近いほど光を透しにくいため、お部屋を暗くしたい寝室には濃色の生地が適しています。