2017.09.08 22:08
流山のお客様にnatsusobikuのカーテンをお納めしました。外観はカリフォルニアスタイルの一戸建てですが、室内は空間ごとに様々な工夫を凝らした、住む方のセンスを感じるお住まいです。
開放感のある爽やかな空間、2階デッキに続くホールの大きな窓。natsusobikuのシィアーカーテン【スズカゼ】のキリカエカーテンで、トリカラー(3色)に仕立てました。薄すぎず、濃すぎない、ナチュラルな無垢材の木肌に、【スズカゼ】が持つグレイッシュなトーンの青、緑、そして白。色の対比がインテリアにしっとりと馴染みました。
この窓の右側にはリビングと通じる吹き抜けがあり、L字に位置する窓にはトリカラーの一番下に使用したカラー【スズカゼ03 せいじ】をシングルシェードで仕立てています。
光を取り入れながらプライバシーも守る、絶妙な透け感のある生地なので、1枚吊りにもおすすめです。
こちらは寝室の空間。柔らかい黄色の壁と濃色な木肌の天井が特徴の、心落ち着く空間です。
黄色の壁面に合うカーテンは、少しコーディネートが難しくもあります。 補色である青~青紫系生地で検討してみましたが、カラートーンが合わず、最終的に決定したのが、黄緑とブラウンの大きめなマドラスチェックが特徴の【ナバナ01】でした。 壁の黄色との相性がどうなるか心配しておりましたが、濃い目のブラウンの線が窓枠や照明の木と気持ちよく調和してくれました。
また、通常は厚地とレースと、2重でカーテンを吊るときはダブルのレールが必要です。 しかしダブルのレールは手前にせり出してくるため、限られた空間を狭めて感じてしまうこともあります。そこで今回は、「厚地をシングルレールで壁面に正面付け」して、「薄地をカフェカーテンにして枠内にテンションポール」で固定しました。そうすることによって、手前への出っ張りも必要最小限に、お部屋のプライバシー保護と光の調整が可能となります。
カフェカーテンには、国産の刺繍生地【ツユシズク01】を使用しています。 リネン生地にコットン糸で刺繍を入れることによって、プリント柄では出せない奥行き感のある生地に仕上がっていて、差し込む光で浮かび上がる雫模様が空間を優しく引き立てています。刺繍生地はどうしても値段が高くなってしまいますが、カフェカーテンであれば必要な生地も最小限で、価格も抑えられます。
こちらはダイニングの空間。【ジラフ01 ベージュ】【スズカゼ01 しろ】のフラットスタイル。ここではカーテンレールの位置に注目して下さい。
右側の掃出し窓は意図的にカーテンレールを高い位置に取り付けることによって、窓を大きく見せています。この様な吊り方をすると、空間を広く見せることができます。
H様、本当にありがとうございました
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